定年後も働かないと生活できない、体が動く限り仕事を続けたいという看護師は少なくありません。
実際、定年後も看護師として働くことは可能です。
平成26年には看護師全体で60歳以上の看護師が占める割合は5.3%でしたが、平成30年には約7.3%と増えています。
65歳以上の看護師も平成26年には1.7%でしたが、平成30年には約2.7%にアップしています。
再雇用制度を利用して定年後も職場に残るシニア看護師も多く、夜勤のないパート勤務に変わる看護師もいるのです。
もちろん、定年後は職場を変えて働く看護師もいます。
夜勤のある病院勤務から、日勤がメインになる個人クリニックへ転職するシニア看護師は少なくありません。
皮膚科や眼科、整形外科などは採血や点滴などの医療行為が少なく、シニアでも比較的働きやすいと言われています。
そのほか、健康診断を行う健診センターへ転職するのもおすすめです。
採血や心電図検査、血圧測定などが主な仕事で、データ入力や書類作成なども行います。
基本的に健康な人が対象で定期的に通院したり、入院したりする人はいないのでストレスが少なく気は楽でしょう。
もちろん、夜勤や残業なくパートでも働くことができます。
そして、介護施設もシニアの求人が多い職場です。
介護施設で働く看護師の仕事内容は、主に利用者の健康管理と言えます。
病院勤務ほど忙しくないうえ、デイサービスなどの介護施設なら夜勤も残業もほとんどないと言って良いでしょう。
定年した看護師におすすめの職場
06/04/2023
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